すっかりお待たせしているオーダーの生産中ではありますが、ちょっと里帰りしてきました。

まずは名古屋で途中下車してJR高島屋《ニッポンいいもの展》に。革スリッパなどを作られる
トートーニーさんが出展されているというので寄り道してきました。手仕事にフォーカスした展示を名古屋のデパートで見るのは、もと地元民としては新鮮!初回だったので、今後も続いてほしい!

次なる寄り道は、岐阜の柳ヶ瀬(やながせ)。柳ヶ瀬画廊に、林武史先生の展示を拝見に。林先生とは、高校時代の美術大学進学指導をしてもらった先生が同じというご縁があります(20年開いているし、高校は違いますが…)。柳ヶ瀬画廊も、高校生時代によく母に連れてきてもらった場所。18歳で上京してしまった私にも、地元の縁は薄くはなっているけど、繋がっているものはあるんだなとしみじみ。

若い作家さんたちが入居しているという
やながせ倉庫も探検してきました。

倉庫というだけあって、中は迷路みたいで、アート巡りみたい。N君も楽しんでました。柳ヶ瀬アーケード下はシャッター街…賑やかだった頃を懐かしみ、私は切ないばかり・・。

さてさて、翌日は岐阜県美術館へ。広い庭に設置された、日比野克彦さんによる
「花は色の棲家」に登って遊びました。(日比野さんも、高校時代の恩師が一緒です。)
IAMASが作成したスタンプラリーに参加し、全部集めたので種を採らせてもらえてたN君。スタンプの絵が気に入った鑑賞用トウガラシをカップいっぱい集めていました。

館長にマリーゴールドの種の採り方を教えてもらっているところ。ホウセンカもプリプリしていて採るのが楽しかった!
私も小さい頃よく遊んだ、館の庭に流れる川で、N君もずっと遊んでいました。時の巡った30年。。もう、ボーッとするほど、感慨深い時間でした。

この後、大垣方面へ。
骨董の城みたいなところへ連れて行ってもらいました。昔駄菓子を入れていたケースを探しに行ったのですが、見あたらず。そしたら、父が、実家のある白川の馴染みの駄菓子が店をたたんだので、聞いてきてくれることになりました。
あっちは、限界集落。
いま暮らしている東京と、ほんとうにいろんな事が違います。

大垣城公園に、
柿の木プロジェクトで関わった柿の木を見に行きました。2001年の植樹だったので、越後妻有の松代に植えられた柿と同い年です。
さすが柿の産地だけあって、たわわ〜。
昨年、
中島佑太さんがワークショップに使うとて、柿を炭にする際、大垣の植樹地に協力してもらったと聞いてましたが、納得。
思いがけず、記憶を遡る旅になりました。
蛇足ですが、恩師は元気です。次の帰省では、お会い出来るかな。