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ATELIER YAUYAU
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展覧会鑑賞:三嶋りつ恵"あるべきようわ"@資生堂ギャラリー&岡本太郎展@東京国立近代美術館
小さい財布の発注者Sちゃんと、まずは銀座の資生堂ギャラリーで開催されている三嶋りつ恵さんの「あるべきようわ」展を鑑賞。
地下にある展示室に続く階段の踊り場に地階から連なるぽこぽことした有機的な形のガラスの柱と、太い縄に吊られた鉢のようなもの。青木淳による設計空間に降りると、直線的で殺風景にも見える空間に、水の中の泡のように透明で、でも力強い動きそのもののようなガラスの塊が並ぶ。面白い対称。銀座の街をイメージした塔のような形態の作品も出来ていた。一階のショップには、空き瓶の内側に金属を流したものがディスプレイされていてきれい。
発想と表現の幅が自在で、さすがりつえさん。

岡本太郎展は、先頃NHKで放映されていた番組に触発されて観に行った。母が大阪万博に行った際、『太陽の塔』にあっけにとられた印象が強かったらしく、幼い頃から太郎の絵を見る度にその話をされた。『明日の神話』がニュースで騒がれた時もこの度のドラマ化も母は大騒ぎ。連れてきてあげれば良かったなぁ。

展示室に入ると薄暗い中に立像が何体もあり、黄色と白で顔色が分かれた陶製の『午後の日』がかわいかった。縄文土器に関心が高かったそうで、太郎自ら撮影した縄文土器の写真や、取材に行った沖縄や秋田の祭りの映像が展示されていた。それを観ていると、彼が求めた造形への執着というか、魂を込める創作への情熱が伺えて、そうした高揚感や陶酔の先まで入って作られた作品だけに、母の脳裏にも焼き付いたんだなぁと納得したり。
ミュージアムショップがとても混んでいた中、『午後の日』のマグネットを母へのお土産に購入。母の日のギフトにしよっと。

小さい財布のファーストサンプルには、小銭入れやカード入れの構造の改善案が出される。革はキップのゴールドでほぼ固まる。セカンドサンプル、5月中には作りたい。
by atelieryauyau | 2011-04-27 18:08 | arts & life | Comments(0)
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