おお、立派な幕。
我が家の秋の風物詩・音まち千住の縁。今年は足立市場で大巻伸嗣さんのMemorial Rebirth が開催とのことで、夜の部「半時の永遠、きらめきの流れにたゆたう」を観に行きました。
昨年は野村誠さんのだじゃれ音楽祭「千住の1010人」に参加して、市場での非現実的な時間を楽しみましたが、今年はそれとはまったく違った幻想的な光景でした。
「シンプルなかたち」展を思い出させる、風のような旗をパフォーマーがはためかせて。
シャボン玉は、観衆がのばす手のほうへまわった後、空高く吹き上がりました。
湧き上がるシャボン玉の大群は、水の中から見た泡のようだったり、雲が広がるようすだったり、木がもくもくと育つさまのよう。Memorial Rebirth を楽しみにしていた(おそらく)近隣の子ども達も、いつものように割って楽しむだけではない、観る快感を味わっているのが感じられました。
終了後、自転車や徒歩で帰っていく子ども連れの家族や様々な年代の人たちの多さに改めて感心し、音まちの継続的な活動に拍手を贈りたい気持になりました。自分の住む場所に同じような取り組みがあればいいのに、とやはり今年も思いつつ…。