17時までの開場後、CCJスタッフさん、ボランティアさんと出展者と共同で自由学園の講堂を掃除し、元通りの配置に戻しました。木製のベンチが整然と並ぶ建物と中の調度品がつりあった空間には、自由学園明日館は素敵な場所だと改めて思ったのでした。
たくさんの方にお越し頂いて、盛況のうちにクラフト見本市は終了しました。お立ち寄り下さった方々には御礼申し上げます。
楽しく、そして気持ちの引き締まる席でした。
書ききれないほどの出来事があり、繋がりも拡がりました。同じ出展する立場の方々からもご注文いただき、その方のお作りになっているものを拝見しに伺い、嬉しさと不安が入り交じった緊張を覚えました。
クラフト見本市の中で革は少数でしたが、だいたい同じくらいの世代の作り手さんたちとの語らいは、とても刺激になりました。
ご一緒した革の作家さんたち
“A”さん
affordanceさん
Safujiさん
トートーニーさん
見本市事務局である山口泰子さんが、搬入日の交流会にて語られた「CCJの考えるクラフト」とは、「技術を身につけたひとの手仕事の自由な発想から生まれたものは大量生産できない。だから既製の流通経路にのることができないけれど、それゆえに自由さがある。」というお話を何度も思い出し、結局最終日の帰路までその言葉を反芻して歩いていました。
ご注文頂いているもの、ひとつひとつを、その方に向けて、しっかり作ろうと思います。
出来ること。
やりたいこと。
一致してきたようにも感じています。
まだまだですけど、出来るところまで。
ありがとうございました。