ボランティアスタッフとして13年(!!)関わっている柿の木プロジェクト。現在銀座のBLDギャラリーで、本の出版記念と活動の紹介の展示を開催中です。今回はお手伝い出来ませんでしたが、27日のオープニングに駆けつけて懐かしい方々にお会いしてきました。
「時の蘇生・柿の木プロジェクト」
「KAKI STORY 1995-2012―つながる・ひろがる柿の木の旅―」
2012年7月27日(金) - 9月2日(日) 11:00 - 19:00 会期中無休
BLDギャラリー: 東京都中央区銀座2-4-9 SPP銀座ビル8F
TEL: 03-5524-3903
『柿の木の物語』は展示初日の朝に出来上がったそう。プロジェクトのことが分かりやすく書かれていて、お友達が描いた優しいイラストが印象的。内容は熱いです。
1999年のベネチアビエンナーレの日本館で、活動の紹介と被爆2世の柿の木植樹地の募集を行い、その際に会場に来場者がメッセージを寄せられる紙を置きました。その紙はすべて保管されて、今回一部が展示されています。
学生だった当時、数週間滞在してスタッフとして見守った記憶の中で、覚えのあるメッセージとも再会できました。
世界各地に植えられている柿の木。植樹の際に子ども達とアートイベントを行います。その写真もたくさん並んでいます。ぱっと見なんだか分からないものが、実は原爆の悲惨さを語る新聞記事の切り抜きだったりして、ぞくっとします。
平和を祈るオブジェをみんなで作ったり、描いたり。
記録写真は、宝物のように、きらきらして。
色がほんとに華やか。イタリアではこうしたイベントの際に詩を読むことが多いそうで、平和についてとか、木の美しさについての詩の一部が、日本語訳とともに展示されています。
関連イベントも多くあり、N君とワークショップにも参加する予定です。